2005年12月号   目次
 会報紙  1ページ目−−沿岸案(日米合意)反対で意見書県議会全会一致知事も「尊重」・・・
 会報紙2〜3ページ目−−キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移転阻止11・26大集会・・・
 会報紙  4ページ目−−八 重 瀬 (やえせ)  新生八重瀬町に捧ぐ     外間喜明・・・
 会報紙  5ページ目−−米軍再編 日米「秘密交渉」で何があったか 新刊 講談社現代・・・
 会報紙  5ページ目−−最後の沖縄デー & 新年会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 会報紙  6ページ目−−第10回総会のお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 会報紙  6ページ目−−第2回琉球舞踊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 会報紙  6ページ目−−編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              今月、「芸術体験まっしぐら」はお休みです



沿岸案(日米合意)反対で意見書
県議会全会一致知事も「尊重」、連携し国へ

沖縄県議会(11月定例会)最終本会議は、16日午前に開かれ、米軍再編「日米合意」に対し「地元との事前協議のないまま、頭越しに一方的な形で示さ れたことは遺憾」。普天間飛行場の名護市辺野古崎(キャンプシュワブ)沿岸部への移設を「このままの形で受け入れることは難しい」との「意見書」を全会一致で可決した。

「意見書」は、兵員の海外移転、嘉手納など一部訓練施設の県外移設、南部の基地・施設等の整理・縮小については「評価できるものもある」としている。 十分とはいえなくとも、米軍再編問題での県議会決議は初めてで重い。知事も、「決議を尊重」し議会と連携して国に「反対」を働きかけていく、考えを示した。

県民の90パーセントが反対している「日米合意」・沿岸案。この怒りの声・力で、県議会・知事をも動かし、県民一丸となって、島ぐるみの闘いを実現しよう!                        (座波)

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キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移転阻止11・26大集会へ参加して。

2003年11月、アメリカ合衆国大統領の米軍再編の発表を受け、米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転報道がされた。

それ以来座間市では移転は基地機能の強化と恒久化につながるものとして市、市議会、市自治会連絡協議会が市民と一体となって座間市連絡協議会を設立し反対運動を進め、10数回にわたる外務大臣や防衛庁長官への移転反対の要請や、市長自ら街頭に立ち人口の約半数の6万もの署名を集め、国へ提出し「重く受け取る」との返答を得、アメリカ合衆国の国防長官、国務長官にも書簡で伝えるなど、さまざまな活動をしてきた。

市ではこれまでに繰り返し報道された内容に対し何度も国に事実確認をしたが、その度に「報道のような事実はない」との返答に終始され、事前には「地元の意思を尊重し、日米再編協議にあたる」と明言していた。にもかかわらず地元無視の頭越しの交渉を進め、10月29日に発表された中間報告では米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転が盛り込まれた。

さらに昭和46年自衛隊移駐時に国と市で締結した覚書において、第1条「施設部隊(約300名)の一部使用」、第2条「基地縮小に最大限努力する」と確認書も取り交わしている。このことからして座間市では基地の整理・縮小・返還に逆行し、不誠実、不透明な国の姿勢に大きな不信感を抱き自治体・市民が一体となって怒りをあらわにしている。

そんな中私達沖縄の会のメンバーは会場の谷戸山公園へ向かった。会場は全国から集まった11.000人の参加者で埋め尽くされ熱気であふれていた。沖縄平和委員会の旗が見え11人の参加者がいたので一緒に行動することにし、いろいろ辺野古のことなど情報交換も出来た。

さて、今回の米軍再編の中でキャンプ座間の基地強化計画は沖縄の基地強化計画と並んで最大の要とも言われ、目玉とも言われている。その「米陸軍第一軍団司令部とはいったい何者なのか」そして「米軍再編とは何なのか」探ってみた。来賓の挨拶、報告の中で日本共産党の志位委員長は2つの柱があり、3つの告発をしている。

1つめの柱は在日米軍をイラク戦争のように先制攻撃ができ、世界中何処へでも迅速に展開ができる機動的な軍隊にすること。2つめは同盟国と軍事的な協力体制を作り上げることと指摘している。

そして3つの告発とは、キャンプ座間に米陸軍第一軍団司令部が来たらどういう事が起こるのか。その第1の告発は「ストライカー旅団」と言われる緊急展開力と機動力を重視し、戦略輸送飛行機に搭載可能な8輪駆動ストライカー装甲車300両を採用・配備し、紛争地帯及び作戦域に96時間以内に展開可能で司令部の情報を共有出来、また緊急時には、独自に戦術情報リンクから収集した情報に基づき作戦が行なえるデジタル化部隊で1.000両の車両と3.600人の兵士からなる部隊であり、イラクで老若男女多数の市民を殺戮したどう猛な部隊の司令部になる(但し、この部隊が何処に所在するのかは不明である)。第2に新司令部(UEX)は中間報告で「展開可能で統合任務が可能な作戦司令部」とある、それは世界中何処へでも座間から出かけて行き、戦争の最前線に移動しストライカー旅団の作戦指令を行い、さらに統合任務とは陸軍だけではなく、海軍、空軍、海兵隊も含めた米4軍の「殴り込み部隊」の指揮、指令機能を果たす、日本がまさに前線強化してしまうと言う恐ろしい司令部である。そして第3の告発は陸上自衛隊の「中央即応集団司令部」の配備、これは陸自の海外派兵部隊の司令部、これこそキャンプ座間が日米同盟の強化の象徴であり、一体化した軍事行動をする編成だ、それが米軍再編の要、目玉と言われているところである。

この米軍再編の中間報告を要約すると、「米軍が日本を前線司令部および出撃基地として利用することを強化し、自衛隊を後方支援部隊に組み込み、世界中の戦争に出撃出来る態勢を整え、基地移転は日本政府の責任で実行し、米軍の移転にかかる費用は日本側が負担する」と言うことになる。

   これが小泉首相の言う「平和と安全の代価」なのだろうか、何かとっても理不尽で恐ろしいことのような気がする、しかも基地被害のことはまったく眼中にないようだ。それと世界中に出撃するとは、日米安保条約の極東条項(フィリピン以北)に反しているとも言われ自己矛盾している。

さらに志位委員長は指摘する「代価の一言で問答無用の押しつけは許せない!!、新司令部(UEX)は?平和と安全?どころか、座間を世界とアジアへの先制攻撃の根拠地にし、逆に平和を脅かす震源地にするのが事の本質である」と、そしてこの闘いは「市民にとって重要な闘いであるだけではなく、世界とアジアの平和を守る闘いでもある」と訴える。最後にこの闘いに勝利するために自治体ぐるみの闘いと全国的な連帯を前進させ日米政府の「基地押しつけをはねのけよう」と訴えた。  

この米軍再編の後、憲法を変え日本が海外でアメリカと一緒に戦争する国になり、いざ兵隊が足りなくなったら徴兵までしようとすることが一本の線のようにつながってくる、周辺の国々の人たちはどう思うだろうか、「平和と安全」どころか、「脅威」と思うのではないだろうか、脅威にはそれ以上の脅威で立ち向かう可能性だってあり、とても危険性が増すように感じられる。 沖縄戦を始めあの悲惨な先の大戦に学び、二度と繰り返してはいけないと、平和を希求し築き上げていくことが最も大事なことではないだろうか。今、この日本は戦争か平和かの二者択一の一歩手前にいるように気がしてしょうがない、日本の将来を考えるのなら、そこまで米に付き合わなくてもいいような気がする。                                       (戸枝)

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             八 重 瀬 (やえせ)  新生八重瀬町に捧ぐ       外間喜明
  
トゥムイエージ(*)
僕が17まで暮らした富盛の南にある八重瀬嶽を
村人は親しみを込めて呼んだ

163メートルの標高しかない 丘のような山だが
幼少の僕の眼に
とてつもなく大きくそびえていた八重瀬

少女の頃の母が
薪取りで自由に歩きまわった八重瀬は
激しい戦場(いくさば)と化し

足元に遺骨らしきを感じながら
百合の花取りに夢中になった

米軍が作った基地は
復帰後は自衛隊に引き継がれ
わずかに残った土地もゴルフ場に

住民は金網の外側の道を通行するだけ
それでも 合併後の町名になって
26000町民のシンボルになる八重瀬

* 漢字で書くと富盛八重瀬

平成の大合併で、ふるさと沖縄でも町村合併が進行している。宮古島市、うるま市、南城市、八重瀬町などの新たな自治体名が続々と誕生。古くは首里市な どを吸収合併して那覇市が誕生した。沖縄市、糸満市、名護市なども合併により生まれたものだ。

名護市の辺野古は、合併以前は久志村字辺野古だった。東海岸にあって宜野座村に近く、久志中学からは名護高校ではなく宜野座高校に進学していた。北部 の経済振興にと、市当局は海上基地誘致を辺野古住民の意思を踏みにじって決めた。しかし、住民と平和を願う熱い心を持った数多くの人々の「いのちを賭けた闘い」で、日米政府は断念せざるを得なくなった。今度は、キャンプシュワブと美ら海を埋め立てて作ると言う。誰も承認してないというのに。稲嶺保守県政も含めて、全県あげて反対運動が展開されるだろう。「沖縄は基地を拒絶する」と、怒りのメッセージも緊急出版された。

僕はヤマトゥの地で、ジュゴン保護署名や辺野古の問題を訴えて、自分に出来る限りのことをやっていきたい。ささやかでも、平和の為に尽くしたいものだ。憲法九条を守る運動、消費税をなくす運動などと併せて。ささやかな詩・写真集『うちなー讃歌』の役割もそのことにある。

沖縄本島南部は米軍基地がなくてのどかだと言われるが、わが八重瀬のように、住民が自由に立ち入れない所が少なくない。米軍に代わって、自衛隊の基地が住民を拒絶している。僕は里帰りすると、八重瀬に登って南部一体を展望し、あれこれと想いを馳せる。

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    今月の一冊
     米軍再編 日米「秘密交渉」で何があったか        新刊・講談社現代新書・久江雅彦

小泉・自公政権はイラクの自衛隊派遣を一年間延長を決定しました。「米軍再編・強化」に反対する自治体ぐるみの闘いもひろがっています。活用するだろうと新聞・雑誌の切り抜きをやるのですが活用されないままに古くなっていく資料、多くの方が経験されていることと思います。手元において活用したい新書が出版されました。

・日本の基地を手放したくない理由
・イラク派遣問題で手一杯の日本政府
・米陸軍第一軍団とキャンプ座間
・たなざらしの移設問題、再編の具体像

目次を見ただけでどこから読むか迷いますが、一気に読める200ページ、年末、年始の読書計画の一冊におすすめです。

                                             (米原)

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    お知らせ              最後の沖縄デー&新年会
2006年 1月 3日(火) PM7:00より
スナック ダカーポ
 セット:沖縄料理3品
  泡盛1杯orオリオンビール1缶¥2,800
長らくご愛顧いただきました沖縄デー、今回が最後になります。
ありがとうございました。

港区赤坂2-18-19 赤坂シャレードB1
TEL 03-3584-5052
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<第10回総会のお知らせ>

会員のみなさん
        ぜひご出席ください
日 時:12月25日(日)15時〜17時
場 所:「飯田橋セントラルプラザ」10階
  東京ボランティア・市民活動センター
                               TEL.03-3235-1171

来年は1月に名護市長選、3月に「最終報告」、辺野古、基地関係等が
めまぐるしく動く年になりそうです。

今年の行動を振り返り、そして僅かでもいい、基地のない平和な沖縄・日本の
実現へ向けていい交流ができ話し合えたらと思っております。
我が会はホガラカなのも特徴です。(*^_^*)
二次会を用意しました
二次会だけでもいらして下さい、多くの人に来てもらわないと
困る状態になってしまいます。
沖縄舞踊、三線など用意しました。お気軽にお問い合わせ、
ご連絡下さい

二次会案内
時間:6時    
会場:東京瓦会館 B1         
千代田区富士見1-7-9 TEL・03-3230-1446
会費:¥3.000

お問い合わせ、連絡係   大久保 090-6941-1325   戸 枝 090-5816-3522

6時以降にお願いいたします。当日はいつでも結構です。

A君・ぜひ総会にいらして下さい
B氏・あ そうかい
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第2回琉球舞踊

東京「島々の踊り」

国立劇場 小劇場    12月24日 14時開演(13:30開場)

沖縄デー、行商、いつも我が会にご尽力して下さる
橋本秋子さんが、国立劇場で豪華絢爛、荘厳な沖縄舞踊を披露
いたします。

      問合せ:042-338-9723     全席自由席 前売り¥4.500 当日券¥5.000 
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編 集 後 記
編集後記

・  今年も怒りが収まらないまま、終わろうとしています。活動も、
    あれもこれもと思いながら、持越しが山ほども。
・  最終盤になって、明るい一歩。インターネット・ホームページの活用、内容の充実について、
    関係者が集まって真剣な議論を展開しました。

実りある会議だった。来年こそ、文明のリキも活用し、飛躍の年にしたいと思います。
会員のみなさんの、知恵・ちから・情報を集中してください。

 みなさんのご協力に感謝します。                     良いお年を!(座波)

*「芸術体験まっしぐら」は今号はお休みさせていただきます。

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